西丹沢 不老山(928m)、番ヶ平(867m) 2013年12月8日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 5:24 林道分岐−−5:42 林道終点−−6:05 不老山−−6:24 廃林道−−6:38 番ヶ平−−6:49 廃林道−−7:16 不老山−−7:29 林道終点−−7:38 林道分岐

場所神奈川県足柄上郡山北町
年月日2013年12月8日 日帰り
天候
山行種類ハイキング
交通手段マイカー
駐車場林道脇に駐車余地あり
登山道の有無番ヶ平山頂付近以外はあり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望両山とも展望悪い
GPSトラックログ
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コメント県境稜線の1本西側の尾根にある林道で640m鞍部まで入り歩く。この林道は金時公園側にはゲートが無くマイカーで進入可。生土側は標高400m付近にゲートあり。640m鞍部から尾根に沿って林道新設中で途中から登山道と重なっている。登山道は立派。不老山から番ヶ平間の林道は廃林道。番ヶ平直下で登山道は下っていくので植林の尾根を登る。踏跡あり。番ヶ平山頂付近のみ笹が生えている




640m鞍部よりスタート 真新しい林道
林道終点付近で登山道に復帰 水場分岐らしい(赤い方向が水場の沢)
県境稜線分岐 不老山山頂。まだ真っ暗
廃林道を横断 番ヶ平手前で登山道は右に逃げる
尾根を直進 番ヶ平山頂。笹に覆われる
登山道に戻る 廃林道
登山道両側は笹籔 不老山山頂
不老山から見た東方向 浅瀬ゲートにもこの案内が欲しかった
県境稜線分岐 尾根を南に下る
林道造成終点。今も延伸中 新設林道に合流
まだ路面が柔らかい 登山道は林道をショートカット
林道と登山道が並走 640m鞍部
林道入口。工事で通行止めがあるがゲートなし


 不老山は神奈川/静岡県境上にあるように見えるが、厳密には神奈川に飛び出している。地形図を見ると山頂直下まで林道が来ているのでこれが利用できれば楽に登れるが、ネットで記録を見ると廃林道らしい。ただし他にも近くまで林道がありこれが使えるかもしれない。なお、北側の浅瀬側へ下る登山道は平成22年に世附川にかかる吊橋が崩落してその後再建されず通行止めのままだ。

 まず生土側の林道を入ってみたが標高400m地点で施錠されたゲートあり。ここから歩いてもいいが中島から上る林道を試してみたい。こちらは登山道の案内があって割と分かりやすく、金時公園を越えて水が抜けたダム湖を過ぎると林道開始。ゲートがあるかと思ったらフリーパスだったが今日は工事で通行止めの日と出ていたが、もう夕方で工事が終わる時刻なので大丈夫だろうと入ってみると工事車両が下りてくるので一時退避はしたがそれ以外は問題なし。一番標高が上がるのが640m鞍部で登山道がある稜線にほぼ接し、その先は徐々に標高を落としつつ東側の尾根の西斜面に林道が移って生土からの林道とつながっていた。640m鞍部に戻りここから歩くことにする。この上もまだ林道が続くが通行止めとのことなので止めておく。現に夕方になって工事車両が下りてきた。

 翌朝、まだ真っ暗な時刻に出発。冷え込む予定だったが曇って暖かい。林道を右側に見下ろしながら尾根上の立派な登山道を歩くと途中で真新しい林道に合流、登山道は尾根上にはなく東斜面を巻いているようだ。ここには案内標識が無いが、もし林道をこのまま歩いてもどうせ640m鞍部に出るか。

 林道はできたてほやほやらしく砂利を敷いた路面がまだ柔らかい。案の定、その先は林道新設中であった。もしかしたらこのまま山頂近くまで林道ができるのかも。林道工事最先端付近で登山道は尾根に復帰、尾根上に乗ってからは林道から離れていく。道は立派で真っ暗闇でも迷うことは無い。少しすると水場の案内標識が登場したが、そのうちに林道で法面ができて谷に降りられなくなりそうな。

 尾根を緩やかに上っていくと右手から県境稜線縦走路が合流、左に曲がって少し進むと今度は世附峠方面からの道が合流、僅かに下って次のピークが平坦な不老山山頂だった。ベンチあり。まだ真っ暗なので展望の有無は分からなかったが明るくなった帰りに通ったら東側のみ少しだけ開け展望があった。

 今回の目的地は番ヶ平なのでこのまま東に向かう。そちらは「山市場」の標識が。大きく下って2つの890m峰、894m峰と越えていく。下って肩のような傾斜が緩んだ部分で林道が登場、正確には草が生えた廃林道だった。ここには「番ヶ平」の標識があるが、たぶんこの名称は山頂名と言うよりこの付近一帯を指しているのだろう。

 植林の尾根を緩やかに下って最低鞍部で登山道は右に折れて下っていく。山頂はこのまま尾根を進んだ先にあるので「通り抜けできません」の標識を無視して進む。尾根がつながっているので通り抜けできないという表現はちょっと違和感が・・・。この頃にようやく周囲が明るくなり始めた。

 植林で作業道らしき薄い筋があるが籔が無いのでそこでも歩け、尾根を外さないように適当に歩く。最初のピークは850m等高線の肩でまだ先に高まりがあるようだ。相変わらず植林が続く尾根を突き上げると番ヶ平山頂ピークに到着。ここは地形図に山名が書かれているわけではなく山頂標識は無し、笹に付けられた赤テープがあるだけだった。山頂部付近のみ笹藪に覆われていた。そういえば昨日の谷ヶ山同様、この付近ももしかしたら植林の下は笹藪なのだろうか。

 これで目的達成なので逆戻り。不老山の南を巻くように付いている林道を使えば不老山に登り返す必要がなく効率がいいのだが、廃林道化していること、県境稜線に達する前に林道が終わっていて、斜面が昨日の笹藪と同じレベルだと籔漕ぎが大変になることから素直に往路を戻ることにする。まだ早朝なので帰りの不老山も無人、その後も人に会うことなく車に戻った。

 

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